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冷暖自知

「冷暖自知」(れいだんじち)という禅語があります。

「いくら言葉で冷たさや暖かさの説明を受けても、自分自身が直接的に体験しなければ分からない。また、その体験したところも他人に正確に伝えることはできない。」

という意味です。

禅宗では、自らが体験し、気付き、会得することを大切にしています。

 

私の父親は今年で86歳。

ずいぶんと老いが進んで参りました。

体もなかなか思うように動かせないようで、この春、パーキンソン病と診断されました。

以前は、毎日私の顔を見る度に厳しく叱っていたのですが、最近は急に優しい言葉をかけられるようなりました。

 

私が朝、仕事に行く時、

「大変やなぁ、よう気をつけて行くんやぞ」とか

「体を大切にせえよ」

なんて、今まででは考えられないような言葉がかけられます。

「ちょっと惚けたのかなぁ」とも思いましたがそうでもなさそうです。

計算も速いし、テレビのニュースを見ながら当を得た批評もしています。

 

ある時、

「なんでそんなに優しい言葉をかけてくれるの」と尋ねたところ、

「お前も年が行けば分かる」と返ってきました。

年を召された方はよくこの言葉使います。

 

確かに年を取らなければ分からないんだと思います。

きっと、老い先短い人生と言うことが身にしみて感じているのでしょう。

また、若い頃の苦労や楽しかったこと、そして身体の衰えや身近な人がいなくなるといった淋しさもあって、いままで見えなかったものが見えてくるようになり、もののとらえ方も変わってきたのでしょう。

年を取ると言うことは淋しいことではありますが、その一方で「冷暖自知」、見えなかったものが見えてくるようになり、人間の円熟味が増してくると言って良いのかもしれません。

 

でも、これも本当のところ私自身が年を取らなければ分からないのでしょうが。

 

 

 

おんたくだより87号 ごあいさつ

 七月六日、麻原彰晃をはじめとする七人の死刑が執行されました。

 実に逮捕から二十二年が経過してのことでした。

 ご存じの通り、オウム真理教は教団に反対の立場を取っていた坂本弁護士ら家族三人を殺害した事件を皮切りに、長野県松本市でサリンを散布し七人を殺害、その翌年には地下鉄サリン事件で十二人を殺害するなど、数々の凶悪事件を引き起こしました。

 この教団の幹部には科学者や医師、弁護士をはじめ高学歴の信者が多かったことも大きな驚きでありました。

 彼らの多くは、この世の不条理や矛盾に対して疑問や不安を抱いた純粋な人間だったといわれています。

 死刑執行後、被害者遺族の方がこのようなコメントをされています。

「被害に遭われた方には申し訳ないが、私は彼らも被害者だと思っています。オウムの信者の多くが純粋な気持ちを持った若者でした。自分の子供が彼らと同じようなことになっていたとしても不思議ないと思う。ただ、麻原に救いを求めたことが不幸だったと私は思っています。」と。

 

 人は兎角、自分以外のものに頼りすがりがちです。

 万事が順調に行っているときはそれほどでもないのですが、病気になったり、仕事がうまく行かなかったりすると、人に助けを求めたり、「苦しいときの神だのみ」というわけで、迷信に走ったりすることが多くなります。

 自分以外のものに救いを求め、他のものによりかかっていきたいという気持ちは、人間の自然の感情でしょう。

 しかしながら、自分で考え、自分で何が正しいかを見定めなければ、結局、「信用していたのにだまされた」ということになりがちです。

 人間が人間を信じるということは時として危険を伴います。

 彼ら信者が特異な人たちだったのではなく、誰もがあの教団に加わる可能性があった、不幸にも救いを求めてしまったのが麻原彰晃を教祖としたオウム真理教であったのでした。

 いや、彼らがオウム真理教に救いを求めてしまったのは、寺院や僧侶、既存宗教団体の堕落に失望したからなのかもしれません。

 このことを宗教者は真摯に受け止め、大いに反省しなければなりません。

 

 お釈迦様は、人間の性を見通して、

「何が正しいかを、はっきり見定めることのできる自分を確立してゆくことが大切だよ(自灯明)

 自分を確立するためには、この世のすべてのものは変化し、永久に続くものは一つとしてないという無常の真理を理解することだよ(法灯明)

と説かれています。

 

 お釈迦様の教えの素晴らしさを改めて感じます。

 

ぶたの蚊取り線香1

盂蘭盆会 施餓鬼法要のご案内

盂蘭盆施餓鬼供養のご案内》

 

  日 時:8月16日(木)   午前11時30分より

 ※昼食をご用意致しておりますので11時までにご来山下さい。

 

 当日、送迎車両を手配しますので、ご希望の方は恩澤寺までご連絡下さい。

 車でお越しの方は、ミキモクさん前の駐車場をご利用下さい。


 

棚経(お盆のお参り)のご案内

 今年もお盆を迎えようとしています。

 法句経にこのような詩があります。

 

 ひとの生をうくるはかたく 

    やがて死すべきものの 
     いま生命あるはありがたし

 

 

 今の自分は、ご先祖様の一人でも欠けていたら存在しません。

 そのご先祖様から代々繋がっている命を今、私たちが生きています。

 だから私たちの命は有難いものなのですという教えです。

 ご先祖様をご供養するとともに、今ある自分の命を有難いと感謝をもって生きていく心を養う行事がお盆ではないでしょうか。

 お盆に際しまして、感謝をもって生きていく心を養っていきたいものです。

 

 《棚経のご案内》

 

  棚経(お盆参り)の日程は次の通りです。

 

   8月 3日(金)城下・蔦沢 地区

      4日(土)京阪神地区

      5日(日)姫路 地区

      7日(火)青木 地区

      8日(水)五十波・梯 地区

      日(木)春安・河東 地区

     11日(土)加古川・揖龍 地区

     12日(日)町内地区

     13日(月)旧町内 地区

 ※宍粟市外の方にはハガキにてご案内致します。


 

 

 

ビール最高!

「なにが悲しくて畑なんかするんだろう」

って若い時は思ってたんだけど、いつの頃からか夢中になってしまった。

 

 面白いなんて言うと専業農家の方に怒られるかもしれないけど、

土をいじって野菜たちと向き合うと日頃の不安や煩わしさも

どっかに飛んで行ってしまうんだよなぁ。

 

 で、後のビールもうまい!

 

 最高!

 

 

 次は、何を植えようかなぁ。

 

 

妙心寺 参拝のご案内

 妙心寺参拝の日程が決まりました。

 

 ●日 時 平成29年10月22日(日)

 ●参加費 12,000円

 

 今回は、妙心寺にて拝観・法要の後、山内寺院にて『阿じろ』の精進料理を頂き、

京都御苑を参観する予定です。

 

 参加をご希望の方は、恩澤寺または地区役員さんまでお申し込みください。

 

 集合場所等、詳細につきましては、改めてご連絡いたします。

 

妙心寺 三門

画像

 

法堂の鏡天井に描かれている雲龍図(狩野探幽 筆)

法堂の鏡天井に描かれている雲龍図(狩野探幽筆)

 

精進料理 『阿じろ』

 

 

 

  

ライ麦の話  〜五木寛之 大河の一滴より 〜

 土の酸性度とか、病害の問題かなぁ。

 どうも発育が思わしくない野菜の苗があったんだ。

 

 あまりもヒョロヒョロで弱弱しいもんだから抜いてしまおうかと何度か思ったんだけど、「まぁいいか」ってそのままにしていた。

 

 で、今日見てみると、相変わらずの頼りない茎なんだけど、よく見ていると実をつけてるんだよ。

 

 

 

 「おまえさぁ、こんなに弱弱しいのに何で無理して実をつけてんだよ。大丈夫か?」

 

 ・・・なんか、感動してしまいました。

 

 

 そういえば、昔読んだ五木寛之の「大河の一滴」にライ麦の話があったなぁ。

 

≪以下、「大河の一滴」より転載≫

・生物学者ディットマー博士の実験

30センチ四方、深さ56センチの木箱に一本のライ麦の苗を植えて、水をやりながら数ヶ月育てる。

4ヵ月後ひょろとした苗は色つやもそんなによくないし、実もついていない貧弱なライ麦の苗が育つ。

そのあと箱を壊し、ライ麦の部分についている砂をきれいに落とす。

その目に見える根の部分を全部ものさしで測って足していく。

根の先の根毛という細かいものまですべて足していく。

その総延長数は、なんと11,200キロメートルに達するのだ。

それはシベリア鉄道の1.5倍

一本の麦が数ヶ月自分の命をかろうじてささえる。

そのために11,200キロメートルの根を細かく張りめぐらし、そこから日々、水、カリ、窒素などの養分を休みなく努力して吸い上げながら命をながらえる

命を支えるというのは実にそのような大変な営みなのです。

 

そうだとすれば、その貧弱なライ麦の苗に対して、おまえ、実が少ないじゃないか、とか背丈が低いじゃないか、色つやもよくないじゃないかとか非難したり悪口を言ったりする気にはなれません。

よくがんばってそこまでのびてきたなと賛嘆の言葉を述べるしかないような気がするのです。

 

私たち人間は、ライ麦の何千倍何万倍の大きさがあります。

誕生以来一週間生きただけでもすごいなと実は思うのです。

そして十年生き、二十年生きる−。

生きるために私たちが、目に見えないところで、どれほどの大きな努力に支えられているか。

自分の命がどれほどがんばって自分をささえているか。

≪転載 終了≫

 

なんかさぁ、ヒョロヒョロの野菜の苗に深ーい教えを頂いた気分だよ。

 

おんたくだより83号できました!

おんたくだより83号ができました!

 

ご希望の方は「おんだくだより希望」とメール頂けましたら郵送致します。

 

スイカ収穫!

ふらふらっと、畑に行ってみると・・・

わぁっ!

スイカが割れとるやん!

 

写真撮るのを忘れてから残していないけど、収穫するのが

遅すぎて、割れてしまってた。

 

残念!

 

でも、もうそろそろ収穫時期なんだろうな。

ということで、隣のを一つ収穫してみました。

 

どうだろ、どうだろ・・・。

 

 

 

ぱかっ!


おおっ、熟れてるじゃん!

しかも黄色だ。

 

なんて品種だったか忘れたけど、なかなか美味いぞ!

 

スイカは、確か受粉してから40日後、実のすぐ上の蔓や葉っぱが

枯れた頃が収穫時期って言われているけど、なかなか難しいんだよなぁ。

来年は、ちゃんと蔓に受粉日を書いたテープを巻き付けとこ。

 

しばらく、スイカが毎日食べられると思うと幸せだ。

 

 

 

 

 

 

久々に乗船!

久々に乗船!

やっぱり、海はいいなぁ。

行ってきまぁーす!

大きな船や、海から見る陸の光景・・・

いやぁ、気分転換になりますねぇ。

えっ?

何しにいったかって?

 

・・・言えんな、それは。

 

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